当財団は、平成4年8月、鎌倉市の芸術文化振興をはかるため、鎌倉市の出資により設立され現在まで活動してまいりましたが、平成24年4月には「新公益法人制度改革関連法」に基づき、「公益財団法人」として、新たな出発をいたしました。
その後も引き続き、「鎌倉市における芸術文化の向上と振興を図ると共に、市民の芸術文化活動の育成」との設立趣旨に則り、地域文化の形成と発展に貢献すべく、積極的な活動を展開してまいりました。また併せて、鎌倉市の貴重な文化資産である「鎌倉文学館」および「鎌倉市鏑木清方記念美術館」の指定管理者として、その管理運営に尽力し、その責務を果たしております。
この鎌倉は我が国でも有数の歴史と文化に支えられ、豊かな自然と風光明媚な環境に囲まれた由緒ある街です。武家政治の始まりとなった鎌倉時代はもとより、明治以降には,西洋のモダニズムと武家の伝統文化の調和をすすめた、新たな文化都市として全国に知られています。
当財団はこのような地域にあって、その使命を果たすため、さらなる努力と研鑽をはかり、芸術文化を通じて、鎌倉の市民、企業、各団体との協働をすすめ、一層の発展が実現されるよう努めてまいりますので、皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。
公益財団法人 鎌倉市芸術文化振興財団
理事長 森田 晃輔
名称 | 公益財団法人 鎌倉市芸術文化振興財団 |
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所在地 | 神奈川県鎌倉市長谷1-5-3鎌倉文学館内 |
我が国の歴史上、政治文化の中心として一時代を画した鎌倉市は、豊かな自然環境の中で当時の歴史的遺産が数多く残る、伝統文化の香り高い町です。
こうした歴史や伝統を背景に、現在では、多種多様な市民の芸術文化活動が展開されており、さらに、最近では余暇時間の拡大等に伴い、精神的豊かさを求め る人々の芸術文化への関心がより一層高まりを見せています。また、このような状況は、これまでの「鑑賞型」活動から「参加・創造型」活動への質的転換を生 み出すとともに、より専門化・高度化した芸術文化活動と変わってきています。
このような変化に応えて、豊かで格調の高い地域文化を創造するとともに、次世代へ残していくことが私たちの責務であります。そのためには、行政をはじめとして、市民・文化団体の幅広い協力関係が必要となります。
こうした連携をさらに深め、鎌倉市における芸術文化の向上及び振興を図るため、国内外の優れた芸術文化を広く市民に紹介するとともに、市民の芸術文化活 動を育成・支援し、併せてそのための各種情報の収集提供や地域文化振興のための調査研究を行い、もって豊かな地域文化の形成と発展に寄与することを目的と して、財団法人鎌倉市芸術文化振興財団を設立するものです。
理事長(代表理事) | 森田 晃輔 |
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副理事長(代表理事) | 牧田 知江子 |
専務理事 | 岡林 馨 |
理事 | 朝比奈 惠温/鳥谷 尚道/富岡 幸一郎/真室 佳武/永井 健一 |
監事 | 東山 勉/梨木 はるみ |
評議員 | 薄井 英男/小野 淳/梶井 真砂美/後藤 尚子/野口 公子/野口 稔/益田 朋子/兵藤 芳朗/村田 佳代子 |
平成4年 8月 | 鎌倉市の出捐に基づき財団法人として設立 |
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平成5年 4月 | 鎌倉芸術館の管理運営業務を鎌倉市より受託 |
平成9年 4月 | 鏑木清方記念美術館の管理運営業務を鎌倉市より受託 |
平成13年 4月 | 鎌倉文学館の管理運営業務を鎌倉市より受託 |
平成18年 4月 | 鎌倉文学館、鏑木清方記念美術館の指定管理業務を鎌倉市より受託 |
平成24年 4月 | 公益財団法人へ移行 |