ご利用案内

庭園の花暦

鏑木清方は、自宅の庭に好みの草花を植え、四季のうつろいを楽しんでいました。それらの草花は、今も美術館の庭でみることができます。特に、あじさいは、自ら「紫陽花舎(あちさゐのや)」という雅号を用いるほど好み、親しみを寄せていました。また、草花のスケッチは、作品の中にさりげなく取り込まれ、その縁(よすが)が偲ばれます。
あじさい 昭和30年(1955)頃/当館蔵
3月 れんぎょう、雪柳、沈丁花
沈丁花
4月 モミジ(新緑)、花蘇芳(はなずおう)
花蘇芳
5月 あやめ、つつじ
あやめ
6月 あじさい、鉄線花
あじさい
7月 梔子(くちなし)、金糸梅(きんしばい)
金糸梅
8月 むくげ、モミジ葵、百日紅(さるすべり)
百日紅
9月 むくげ、不如帰(ほととぎす)
むくげ
10月 金木犀(きんもくせい),不如帰(ほととぎす)
不如帰
11月 モミジ(紅葉)、山茶花(さざんか)
モミジ
12月 南天(実)、寒椿
南天
1月 梅、寒椿、水仙
寒椿
2月 梅、寒椿、水仙
梅