今から約250年前の江戸時代に、いろんな色が使われた多色摺りの木版画が登場しました。
「浮世絵」という版画の絵を見たことがありますか?多色摺りの浮世絵の技法は、発展を遂げながら、約120年前の明治時代まで主に用いられ、お土産として売られたり、本に挟み込まれたり、人々に親しまれました。
このプログラムでは、まず鏑木清方の多色摺り木版画作品を鑑賞し、その優れた筆や色使いを味わいます。
その後、多色摺り木版画の技法を学び、4種類の多色摺りの絵を摺る体験を行います。小学3年生以上の希望の方には、彫る体験もしていただけます。
5月20日(火)~26日(月)に、参加者の作品を鎌倉駅地下道ギャラリーに展示する予定です。
毎月第2、第4土曜日に開催している展示解説に加えて、下記日時に日本画鑑賞の初心者向け展示解説を行います。
日本画鑑賞が初めての方や、「日本画ってよくわからない…」と感じている方を対象に、日本画についての基礎知識や日本画鑑賞のコツをわかりやすく解説します。
ご予約は不要ですので、お気軽にご参加ください。
開催中の企画展「物語を描く ―清方を魅了したヒロインたち―」を手話付き解説とともに鑑賞してみませんか?
当日は、手話通訳士の経験を持つボランティアによる手話が付きます。
ご予約は不要ですので、お気軽にご参加ください。
小町通り・八幡宮エリアに集まる5館のミュージアムで毎年行っているスタンプラリー。その関連イベントとして、各館の学芸員が集まるトークセッションを6年ぶりに開催します。
2025年は、鎌倉時代に活躍した女性・北条政子の歿後800年に当たることから、「鎌倉と女性」をテーマに鎌倉芸術館からゲストも招きます。
企画展「清方一家のお正月 ―明治・東京の年末年始―」では、清方が冬景色や正月の風情を描いた作品や口絵などを展示しています。これに関連し、令和7年1月4日(土)から来館の方全員に景品が当たる福引きと、限定図録と一筆箋を特別価格で販売する初売りを実施します。
初売り:令和7年1月4日(土)~1月8日(水)
福引き:令和7年1月4日(土)~1月10日(金)
9:00~17:00(最終入館は16:30)
特別展「あふれる詩情と浪漫―鏑木清方と中澤弘光―」(10月26日~12月1日)の関連イベントとして美術講演会を開催します。
ポーラ美術館・学芸員 山塙菜未氏を講師に迎え、清方が高く評価した岡田三郎助や中澤弘光ら洋画家たちの作品や、彼らが描いた同時代のファッションと流行についてお話しいただきます。