当館では、特別展「清方と弟子たち ―師弟で目指した芸術―」(10 月 21 日~11 月 26 日)をより深くお楽しみいただくため、鏑木清方の高弟・山川秀峰について長年にわたり調査研究を重ねてこられた横浜市歴史博物館・学芸員 𠮷井大門氏を講師に迎え、山川秀峰作品の魅力についてお話しいただきます。
当館では、特別展「清方生誕145年記念 東の美人画家、鏑木清方 ~上村松園とともに~」(5月20日~6月25日)をより深くお楽しみいただくため、近代日本画壇の女性画家や美人画について専門に研究をされている実践女子大学香雪記念資料館学芸員の田所泰氏を講師に迎え、近代美人画の魅力についてお話しいただきます。
当館では、特別展「清方の大正時代 ―至上の美を求めて―」(10月22日~11月27日)を開催し、模索と試行を重ねてやがて名作《築地明石町》創造へとつながる大正時代の画業を紹介します。このたび、鏑木清方と近代の美人画について長年にわたり調査研究を重ねてこられた神奈川県立歴史博物館・主任学芸員 角田拓朗氏を講師に迎え、大正デモクラシーのなかの清方についてお話しいただきます。
令和4年度第二回特別展では、「日本画の美 -清方とゆかりの画家たち-」を開催し、清方の作品とともに師である水野年方や、同時代の画家たちの作品を紹介します。この特別展をより深くお楽しみいただくため、江戸時代から明治時代にかけての浮世絵や日本画を研究されている太田記念美術館・主席学芸員 日野原健司氏に、水野年方と鏑木清方の師弟のかかわりについてお話いただきます。
(Tel 0467-23-6405/Fax 0467-23-6407)
令和3年度第三回特別展では、「秋冬の情趣、清方のことば」を開催し、季節の風情に画趣を感じ創作された清方作品を紹介します。清方の画業の始まりから晩年まで一貫したこの制作姿勢は、鏑木芸術の真髄とも言えるものです。
清方没後50年を半年後に控えている今秋、大回顧展の開催準備をされている東京国立近代美術館・主任研究員 鶴見香織氏に清方芸術や代表作《築地明石町》についてご講演いただきます。
>>定員に達したため受付を終了いたしました。
(Tel 0467-23-6405/Fax 0467-23-6407)
特別展「随筆『こしかたの記』刊行60年記念 清方が愛した江戸、東京。人、暮らし。」をよりお楽しみいただくため、日本近代史を専門とし、2020年まで東京都江戸東京博物館で学芸員を務められた、田中裕二氏(静岡文化芸術大学 准教授)に、明治時代の市井の人々の暮らしを描いた鏑木清方の作品を当時の文化・風俗の側面から講演していただきます。
(Tel 0467-23-6405/Fax 0467-23-6407)
特別展「泉鏡花没後80年 清方と鏡花 ~ふたりで紡ぐ物語の世界~」をよりお楽しみいただくため、鏡花に関する書籍の編纂を多く手がける東 雅夫氏(アンソロジスト/文芸評論家)に鏡花文学と清方の鏡花関連作品の魅力についてご講演いただきます。
特別展「清方と江戸の粋-三遊亭圓朝とのかかわり-」をよりお楽しみいただくため、社会文化史の側面から三遊亭圓朝についてご研究されている須田 努氏(明治大学情報コミュニケーション学部教授・明治大学大学院情報コミュニケーション研究科長)に文明開化とはどのようなものであったのかを前提とし、その中での圓朝の芸人としての生き方と創作活動について、鏑木清方とその父である條野採菊との関係に触れてご講演いただきます。