収蔵品データベース

春のいでゆ(淸方美人畫譜)はるのいでゆ きよかたびじんがふ

大正3年(1914)

原色版

18.5×13.6cm

『淸方美人畫譜』のうち

『淸方美人畫譜』は鑑賞用として、また、絵画学習の手本として製作され、日本美術学院より刊行されました。
「春のいでゆ」は、清方が箱根の塔ノ沢、春雨の頃を思い浮かべて描きました。清方は、温泉の画趣をもっともよく描いている画家として洋画家の中澤弘光(1874-1964)の名をあげています。