収蔵品データベース

初夢(淸方畫譜の一)はつゆめ(きよかたがふのいち)

大正5年(1916)

オフセット口絵

18.9×37.2cm

『講談雑誌』第2巻第1号 口絵

『講談雑誌』では創刊の翌年の大正5年、「淸方畫譜」として清方の口絵が一年間巻頭を飾りました。翌年以降、伊東深水や寺島紫明、山川秀峰、西田青坡ら門人たちへと引き継がれました。『講談雑誌』の口絵は、四六判の雑誌に四つ折りで綴じられており、口絵が縦長もしくは横長となっていることが特徴です。
女性の枕元には、枕の下に入れて眠るとよい初夢を見ることができるという、回文歌が添えられた宝船の絵が描かれています。