収蔵品データベース

五十鈴川いすずがわ

昭和18年(1933)頃

絹本着色・軸

48.8 × 58.3 cm

五十鈴川は伊勢神宮内宮の神域を流れる川で、川辺が手水場となっています。お伊勢参りに来たのか、江戸中期の女性が膝をつき、五十鈴川の水で手を清めています。
昭和5年(1930)に伊勢を訪れている清方は、太平洋戦争中、五十鈴川で手を清める女性の姿を複数描きました。