収蔵品データベース

歌留多會の夜かるたかいのよる

大正5年(1916)

22.9×18.3cm

『婦人世界』第1巻第1号(復刻版)口絵

明治半ば以降の新年におこなわれた歌留多会は、数少ない異性との出会いの場でもありました。歌留多をとる際に、手と手が自然と触れ合うことも、男女の仲が深まるきっかけとなりました。
この口絵には、歌留多会の席で、恥じらうように口元で手を合わせる女性の姿があらわれされています。