収蔵品データベース

山東京伝さんとうきょうでん

制作年不詳

紙本墨画・額

33.6×23.8 cm

江戸時代後期に生きた山東京伝(1761-1816)は、北尾政寅という浮世絵師であり、また戯作者でもありました。当時流行した草双紙の一種である黄表紙では、物語と絵の両方を筆にしました。
幼い頃から草双紙に親しみ、画家になってからは文学と絵画の融合した作品を手がけ、随筆も書いた清方は、江戸時代の先達に親しみを覚えていたのかもしれません。