収蔵品データベース

『鏡花全集』 (扉)きょうかぜんしゅう とびら

昭和15~17年(1940~42)

扉装丁

18.5×12.2cm

泉鏡花著『鏡花全集』(岩波書店) 扉

泉鏡花の兎好きにちなみ、江戸・寛文時代の雛形本『新撰御ひいながた』に掲載されている兎の文様を意匠に用いました。雛形本とは、江戸時代から明治時代にかけて作られた図案などの見本帳のことで、清方の蔵書には江戸時代のものの復刻本などいくつもの雛形本が含まれています。