収蔵品データベース

松島まつしま

大正7年(1918)

36.2×25.9cm

『婦人畫報』第142号 口絵

日本三景の一つ、松島で舟遊びをする江戸中期の女性が描かれています。清方は18歳の時に、塩釜港から乗船し松島を旅しました。そして金華山を望む奇景や五大堂、瑞巌寺内など松島の名所の数々をスケッチ帖に描き残しました。その後、汽車嫌いとなった清方は再び当地に赴くことはありませんでしたが、昭和前期まで松島に取材した口絵や日本画作品をいくつか残しています。