収蔵品データベース

柳やおふぢやなぎやおふぢ

昭和26年(1951)

紙本墨画・裏打ち

69.0×42.5 ㎝

銀座・松屋で開催された清流会第4回展に出品された作品の下絵です。右下隅に「一九五一 四、 二 柳やおふち」と記されています。おふぢは江戸浅草観音境内の楊子店柳屋仁平次の娘で、笠森おせん、蔦屋お芳とともに明和頃の江戸の三美人と称されました。下絵では足元と、煙管を持つ右手、畳敷きの縁台につく左手の部分などを描き直している様子が伺えます。