収蔵品データベース

雪旦せったん

昭和16年(1941)

紙本墨画淡彩・軸

132.9×51.0 ㎝

七絃会第12回展出品作の下絵。
明治風俗に取材し、雪が降り積もった朝、欄干から少し身を乗り出し、糸を括りつけた炭で雪を吊り上げて遊ぶ少女が描かれています。溶けずに固まっていない雪を釣るには、裂け目が多いさくら炭がよいと言われました。