収蔵品データベース

伊東深水作 清方先生寿像いとうしんすいさく きよかたせんせいじゅぞう

昭和26年(1951)頃

鉛筆墨着色・額

115.0 × 98.0 ㎝

弟子の伊東深水(1898-1972)による、鏑木清方の肖像画の下絵です。制作に約1ヶ月かかったといいます。「画筆を握っているところより、もつと先生の生活の幅と深さを描きたかつた」という深水は、机上の『鏡花全集』や原稿用紙、壁に掛けられた鳥文斎栄之の浮世絵などを用いて清方の人物像を表現しました。