収蔵品データベース

式部小路しきぶこうじ

明治40年(1907)

石版口絵

20.6×24.3cm

泉鏡花著『式部小路』 口絵

『式部小路』は『三枚續』の続編にあたります。火事により絵草紙屋を焼け出されたお夏でしたが、やがて火事で離れ離れになっていた幼馴染の愛吉と再会します。
この口絵は、床屋でもある愛吉にお夏がうなじを剃ってもらっている場面です。