心中船しんぢゅうぶね 作品を拡大する 明治40年(1907) 14.0×20.1cm 尾崎紅葉著『心中船』 口絵 尾崎紅葉の『心中船』はスコットランドを舞台にした小説です。人嫌いの幕辺地順は、スコットランド北端、海のそばの荒れ地に立つ孤屋(ひとつや)で、隠遁生活を送っています。ある嵐の夜、近くの岩礁で船が難破し、幕辺地はロシア人女性寿美を助け出すのですが、その後寿美を狙う男が現れます。 清方は嵐の夜の緊迫した救出の場面を、墨色と女性の髪のわずかな金色で表しました。 種類 本画 Japanese Painting 下絵 Preparatory Drawing スケッチ Sketch 挿絵 Illustration 資料 Others 制作年代 制作年不詳 明治以前 明治 大正 昭和(戦前~戦中) 昭和(戦後) 作者 あ行 榎本千花俊 伊東深水 アンリ・オットマン Henry Ottmann か行 鏑木照 鏑木清方 な行 西田青坡 初代中村吉右衛門 ま行 水野秀方 水野年方 や行 山川秀峰