収蔵品データベース

田中素水三十七回忌 画帖たなかそすいさんじゅうしちかいき がちょう

昭和16年(1941)

紙本淡彩・画帖

(各)27.0 × 18.0 cm

田中素水(桃園)の37回忌の際に制作された画帖で、素水の11点の作品がおさめられています。本画帖制作の発起人として、清方ほか、山中古洞、村岡應東、鰭崎英朋、大野静方が名を連ねており、古洞により「ひとつ契」と題されました。収録された作品は、主に花鳥を題材に軽快な筆遣いで描かれており、現在ではほとんど知られていない四条派に学んだ素水の作品を垣間見ることのできる資料です。