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絹(えぎぬ)は、日本画の素材として紙と同様古くから用いられてきました。その感触は紙とは異なり、筆を運ぶ時に感じる滑らかさも違います。絵絹を用いて本格的に描くには、木枠に貼って下絵を写し着色しますが、今回は、色紙に貼りこまれた素材を使います。
鉛筆で下書きを行い、描いたものに角顏彩で色を塗って、絹の素材を楽しみます。紙とは違った素材で、自分の絵を表現してみませんか。
身の回りにあるもの、花、静物、動物や、物語の場面など、事前に描くものを自由に選び、絹の貼られた色紙に描きながら日本画の基礎を体験します。
当日は、まず清方作品を鑑賞し、その優れた筆や色使いを味わい、まねて日本画の美的感覚を楽しみましょう。春に、参加者の作品を鎌倉駅地下道ギャラリーに展示する予定です。説明は小・中学生を対象に行います。
*描きたい花、静物等の下書きや写真などを当日ご持参下さい。