「朗読者」とは、2013年より埼玉県川口市で始まり、現在埼玉・東京を中心に展開中の文化プロジェクトです。地域の歴史風土で培われた特長ある開場を舞台にし、近代から現代の文学作品を、朗読・空間演出・演奏により表現し、読書と文学に親しむきっかけ作りを提案してきました。
今秋、泉鏡花が鎌倉を舞台に執筆した小説「星あかり」を取り上げ、第11回鎌倉芸術祭プログラムとして上演します。
主人公によるドッペルゲンガー(自己像幻視)の体験が綴られた怪奇的な世界を上演後、当館の学芸員が泉鏡花と鏑木清方との関係や、二人の鎌倉とのゆかりについて解説します。そのあと、鏡花の名作『高野聖』を一部朗読を予定しています。
また、当館のミュージアムグッズを会場でも販売します。
ヤン・グレムボツキー(ヴァイオリン奏者)
ドイツ、ノルウェー、西アフリカ、日本、ポーランドを含む様々な国のソリストとしてでなく、室内楽奏者として国内外の公演に参加。
北川原 梓(演出)
美術・建築を学んだ後、演出家・作家へ転進。奈佐氏と共に快飛行家スミスを主宰し、演出・美術をつとめる。
河崎 純(音楽監督)
演劇、ダンス等の舞台音楽を中心に、これまで約60本の作品で音楽監督、作曲を担当、自ら舞台公演の構成、演出も行う。
・朗読「泉鏡花著 『星あかり』」
妙長寺から由比ヶ浜を舞台にした怪奇的小説であり、鏡花が鎌倉に逗留した日々実体をもとに書かれた作品を、語り、演奏、空間演出により上演。
・泉鏡花と鏑木清方の関係と二人の鎌倉とのゆかりについて解説途中、泉鏡花の小説『高野聖』の一部朗読があります
以下のチラシ(PDF)をダウンロードしてご利用ください。
(朗読者 in KAMAKURA(チラシPDF)表)
(朗読者 in KAMAKURA(チラシPDF)裏)
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