美術講演会「清方に見る 樋口一葉と文学」
鏑木清方は、青年時代から終生にわたり樋口一葉の文学に魅了されていました。明治29年に発表された「たけくらべ」に感銘を受け、一部暗唱できるほど読み返しました。間もなく一葉は夭折してしまいましたが、その魅力は清方の心に残り、「一葉女史の墓」、「にごりえ」、「たけくらべの美登利」などを描きました。また、敬愛を込めて、一葉の肖像画も制作しました。
この度、東京学芸大学名誉教授の山田有策氏を迎え、清方の作品に見る樋口一葉とその文学の魅力についての講演会を催します。
講演後は展示作品をご覧いただきながら、解説員がご案内をいたします。
- 日 時
- 平成24年6月5日(火) 13:30~15:30
※当日は13:00から美術館にご入館いただけます。
※15:00より展示解説を行います。
- 会 場
- 鎌倉市鏑木清方記念美術館
〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
- 料 金
- お一人様500円(観覧料込)
- 講 師
- 山田 有策 氏(東京学芸大学名誉教授)