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「朗読者」とは、2013年より埼玉県川口市で始まり、現在埼玉・東京を中心に展開中の文化プロジェクトです。地域の歴史風土で培われた特長ある開場を舞台にし、近代から現代の文学作品を、朗読・空間演出・演奏により表現し、読書と文学に親しむきっかけ作りを提案してきました。昨年、第11回鎌倉芸術祭で鏡花作品「星あかり」を上演し、好評を得ました。
今年の鎌倉芸術祭では、鏡花文学の原型をもっともよく示す初期の代表作『外科室』を上演します。その清透幽玄な世界を、演じる朗読とフルート演奏でお楽しみください。
一度として交わされない愛に殉じた男女の、一瞬と一生の物語を上演後、当館の学芸員が泉鏡花と鏑木清方との関係や、二人の鎌倉とのゆかりについて「外科室」と「通夜物語」を中心に解説します。
また、当館のミュージアムグッズを会場でも販売します。
渡部 寿珠(フルート奏者)
ルーマニア国際音楽コンクール室内楽部門第3位受賞。2016年ルーマニア国立ブラショフフィルハーモニー交響楽団にソリストとして招聘される。
北川原 梓(演出)
美術・建築を学んだ後、演出家・作家へ転進。奈佐氏と共に快飛行家スミスを主宰し、演出・美術をつとめる。
以下のチラシ(PDF)をダウンロードしてご利用ください。
朗読者2017(朗読者 in KAMAKURA(チラシPDF)表)朗読者2017
(朗読者 in KAMAKURA(チラシPDF)裏)
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