展覧会

企画展

水野年方没後110年 清方、紡がれる美の系譜-師から弟子へ

会 期
平成30年12月1日(土)~平成31年1月14日(月・祝)
開館時間
午前9時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休 館 日
毎週月曜日(12月24日(月・振)、1月7日(月)・14日(月・祝)は開館)、12月25日(火)、年末年始の12月29日(土)~平成31年1月3日(木)
展示解説
12月8日・22日、1月12日の土曜日
午後1時30分から
観 覧 料
一般 200円(140円)、小・中学生 100円(70円)
※( )内は20名以上の団体料金です。
関連事業

◆新春福引き
平成31年1月4日(金)~14日(月・祝)
ご来館の方を対象に、ミュージアムグッズが当たる福引きを実施します!
◆日本画の美術館を巡ろう!
鏑木清方記念美術館×山口蓬春記念館
平成30年12月1日(土)~平成31年2月24日(日)
建築家・吉田五十八(1894-1974)が設計した画室をこよなく愛した清方と蓬春の記念美術館が連携企画を開催します。

 鏑木清方は明治24年(1891)、13歳で日本画家・水野年方に入門し、修業に励みました。そして、16歳で挿絵画家となり、後に師と同じ日本画家として活躍しました。
 年方に尊敬の念を抱いていた清方は、師のもとで学んだ技術や制作への姿勢を弟子たちへ伝えました。そして、彼らが存分に筆を揮い、発表する展覧会の場として「郷土会」を設け、後進の育成に努め、伊東深水や寺島紫明など優れた画家を日本画壇に輩出しました。
 水野年方没後110年を迎え、本展覧会では清方作品のほか、年方に関連した作品や弟子たちが清方に贈った寄書などを展示し、年方から清方、そしてその弟子たちへとつながる美の系譜をたどります。

作品目録WORKS INFORMATION

作品名 制作年
舞妓 昭和5年(1930)
水野年方・作《橘逸勢女》《日野阿新》(双幅)※平成29年度新寄贈品。日本絵画協会・日本美術院連合共進会展出品作。 明治35年(1902)
先師の面影 昭和24年(1949)
小杉天外・著『魔風恋風』(中編)木版口絵 明治37年(1904)
《五星連珠》より門井掬水・画 ※12月21日~会期終了まで公開 昭和27年(1952)
小楠公弁の内侍を救う 明治27年(1894)
大蘇芳年 昭和25年(1950)
伊東深水作・清方先生寿像(下絵) 昭和26年(1951)
早見の藤太 昭和9年(1934)
すべて当館蔵

約50点