展覧会

次回展示のご案内

  • 企画展

    企画展「清方の写生帖 ―日々を写す色と線―」 

    企画展「清方の写生帖ー日々を写す色と線ー」
    会 期
    2026年7月11日(土)~8月23日(日)
    開館時間
    午前9時00分~午後5時00分 (最終入館は午後4時30分まで)
    ※20名以上の団体でのご来館を希望される場合は、事前にご連絡ください。
    休 館 日
    毎週月曜日
    観 覧 料
    一般 300円、小・中学生 無料
    関連事業
    ◆展示解説
    学芸員による展示解説を行います。
    日時:7月11日(土)、25日(土)、8月8日(土)、22日(土) 13:30~
     
    ◆親子で美術館に行ってみよう!【要予約】
    4歳から小学3年生までのお子様と保護者の方でご参加いただけるワークショップです。
    日時:7月29日(水)9:30~11:30
     
    ◆夏休み子ども参加プログラム【要予約】
    小・中学生と高校生を対象としたプログラムです。
    《日本画》7月28日(火)、30日(木)
    《石版画》8月4日(火)、5日(水)
    9:30~11:30
     
    ◆中高生向け展示解説「清方のスケッチを見てみよう!」
    7月26日(日) 10:00~
     
    ◆対話型鑑賞「日本画でおしゃべり」
    8月1日(土) 13:30~

     鏑木清方は人物画を手がける際に背景との調和や季節感を大切にし、あわせて描く草花の種類や色合い、大きさに気を配りました。
     清方が日本画家・水野年方のもとで挿絵を学んでいた頃、写生は重要な稽古のひとつでした。日本画家となった後も、清方は写生を日本画の技術における基本的な修練と考え、日本画を学ぶ人々に向けた文章の中でもその重要性を説いています。
     自身も常に写生帖を手元に置き、出かけた先で目にした風景や名物、庭の草花、家族や街の人々の何気ない姿を描きました。スケッチの中には、道具の仕組みについての説明や花の構造、咲いた時期などの覚書が残されているものもあり、清方の興味の行く先をうかがい知ることができます。
     本展覧会では、当館が所蔵する膨大な写生帖の中から、作品の構想や夏の風物を描いたスケッチを中心にご紹介します。

    詳しく見る

  • 特別展

    特別展「そして、新版画へ。 ―深水、巴水ら清方の弟子たち―」 

    会 期
    2026年5月30日(土)~7月5日(日)
    開館時間
    午前9時00分~午後5時00分 (最終入館は午後4時30分まで)
    ※20名以上の団体でのご来館を希望される場合は、事前にご連絡ください。
    休 館 日
    毎週月曜日
    観 覧 料
    一般 450円、小・中学生 220円
    関連事業
    ◆展示解説
    学芸員による展示解説を行います。
    日時:6月13日(土)、6月27日(土) 13:30~
     
    ◆トークイベント
    展覧会をよりお楽しみいただくためのイベントを開催します。
    日時:6月20日(土) 13:30~14:30
    講師:渡邊章一郎氏(株式会社渡邊木版美術画舗 代表取締役)
    参加費:無料(観覧料別)
     
    ◆日本画ワークショップ【要予約】
    初心者の方でもお楽しみいただけるワークショップです。
    日時:6月28日(日)
    13:00~14:30、15:00~16:30の計2回
     
    ◆紫陽花が咲く記念館を巡る展示解説ツアー
    紫陽花が咲く当館と鎌倉市川喜多映画記念館を巡る展示解説ツアーです。普段は非公開の旧和辻邸も見学できます。
    日時:6月4日(木)、10日(水)、26日(金)
    13:30~15:00

     近年注目を集めている「新版画」は、大正時代から昭和にかけて、画家と彫師、摺師が版元・渡邊庄三郎とともに協同制作を行い生み出された芸術性の高い木版画をさします。鏑木清方の弟子である伊東深水(1898-1972)や川瀬巴水(1883-1957)らが中心的役割を果たしました。
     清方の弟子たちと新版画のつながりは、大正5年(1916)の第2回郷土会展で、渡邊庄三郎が伊東深水の出品作《みつめる女》に目をとめたことに始まります。「郷土会」は清方の弟子たちにより発足した団体で、郷土会展は彼らの作品発表の場でした。《みつめる女》を原画として渡邊が深水とともに制作した木版画《対鏡》は、新版画の黎明期を代表する作品になりました。続いて、第4回郷土会展に深水が出品した版画《近江八景》を見た川瀬巴水が、風景版画の道を歩み始めます。巴水と同時期に風景版画を始めた笠松紫浪(1891-1991)は戦後まで木版画制作を続け、大正末から帝展で入選を重ねていた小早川清(1899-1948)も版画制作を手がけました。
     絵師・彫師・摺師が共同で創作活動を行う木版画の伝統は、江戸時代の浮世絵から、清方をはじめとする挿絵画家たちが手がけた明治時代の木版口絵に命脈をつなぎ、「新版画」誕生へとつながっていったのです。
     本特別展では、「郷土会」展への出品作など清方の大正期の作品と木版口絵の名作を、伊東深水、川瀬巴水らによる木版画作品とともにご紹介します。

    詳しく見る