展覧会

特別展

開館20周年記念 特別展 鏑木清方の芸術展

会 期
平成30年4月20日(金)~5月23日(水)
開館時間
午前9時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休 館 日
毎週月曜日(4月30日(月・振)、5月1日(火)、5月7日(月)は開館)、
展示解説
4月28日、5月12日の土曜日
午後1時30分から
観 覧 料
一般 300円(210円)、小・中学生 150円(100円)
※( )内は20名以上の団体料金です。
関連事業
◆開館20周年記念無料開館
開館20周年を記念し、4月20日(金)は無料開館します。
◆開館20周年記念講演会(要ご予約)
講演会「最後の絵師・鏑木清方---追憶の江戸・回想の明治」を開催します。
講師:山下裕二氏(明治学院大学教授)
日時:4月23日(月)14:30~16:00
(ご希望の方に16:00より学芸員による展示解説を行います。)
お申込み:当館窓口、お電話、Faxにて3月1日(木)より受付開始
参加費:500円(観覧料含む)
◆市民講座
鏑木清方の芸術と日本画などについて当館スタッフによる講座を開催します。
日時:4月24日(火)~4月28日(土)13:30~14:30(予定)
参加費:無料。ただし、観覧料が必要です。
◆日本画制作実演
日本画家・松岡美樹子氏による制作実演を行います。プロが使う道具や技法を間近でご覧いただけます。
日時:5月5日(土)、6日(日)13:30~15:30
 平成30年4月に当館は開館20周年を迎えます。開館以来、近代日本画の巨匠・鏑木清方の画業全体を詳らかにしようとしてまいりました。
 鏑木清方は明治初めに生まれ、大正、昭和の激動の時代を生き抜き、93歳でその生涯を閉じました。挿絵画家から出発し、日本画の大家へと成長するなかで、美人画・風俗画・肖像画・物語絵など様々な分野の絵画を手がけていきます。その多岐にわたる表現は清方芸術の魅力となっています。
 歌舞伎や戯作などの庶民文化に取材し、市井の女性の美をとらえ美人画として描くなど、一貫して古くから紡がれた日本の庶民の暮らしに心を寄せて制作を重ねました。
 本記念展では、清方の幅広い創作活動を紹介しつつ、清方が市井の生活や文化に見出した美を捉えなおします。

作品目録WORKS INFORMATION

作品名 制作年
朝涼 大正14年(1925)  当館蔵
繪團扇 昭和3年(1928)頃  個人蔵
銀刺繍翠紗 昭和21年(1946)頃  個人蔵
山紅葉 天明風俗 昭和11年(1936)  個人蔵
墨絵燈影流 天明風 昭和33年(1958)  木原文庫蔵
すみた土産 春の七草 昭和29年(1954)頃  木原文庫蔵
高尾さんけ 昭和19年(1944)  個人蔵

計68点