展覧会

特別展

泉鏡花生誕145年記念 清方描く、鏡花の世界

会 期
平成30年10月20日(土)~11月25日(日)
開館時間
午前9時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休 館 日
毎週月曜日、11月6日(火)
展示解説
10月27日、11月10日、24日の土曜日
午後1時30分から
観 覧 料
一般 300円(210円)、小・中学生 150円(100円)
※( )内は20名以上の団体料金です。
関連事業

◆ワークショップ
【隈取りの技法で墨絵を描こう!】(要ご予約)
日時:10月20日(土)
①13:00~14:30 ②15:00~16:30
【胡粉を使って日本馬を描いてみよう!】(要ご予約)
日時:11月17日(土)
①13:00~14:30 ②15:00~16:30

◆日本舞踊イベント
「教えて!清方の日本舞踊の世界」
日本画家で花柳流師範の中千尋(花柳中太郎)氏を迎え、清方作品にみる踊りの美を素踊りと作品解説によりご堪能いただきます。
日時:11月23日(金)13:30~14:10

◆泉鏡花小説の朗読とともに作品鑑賞デー
泉鏡花の世界を朗読劇と学芸員の作品解説でお楽しみにいただけるイベント
日時:10月27日(土)、11月10日(土)、24日(土) 13:30~14:10

◆美術講演会
特別展をより深くお楽しみいただくため、美術講演会を開催します。(要ご予約)
日時:11月6日(火) 13:30~15:00

 明治20年代末、10代の鏑木清方は泉鏡花の文学に魅了され、鏡花の小説へ挿絵を描くことを目標に研鑽を積んでいました。
 そんな清方と鏡花との交流は、明治35年(1902)、単行本『三枚續』の表紙装丁や口絵などを手がけたことに始まります。二人は初対面で旧知の仲のように打ち解け、それから公私ともに親交を深めていきます。そして、装丁や口絵を製作し、「鏡花作、清方ゑがく」と称されるような美術的にも価値のある本を世に送り出しました。清方が日本画家として活躍するようになってからも二人の交流は続き、鏡花文学は清方の創作の源であり続けました。
 本特別展では、鏡花生誕145年を記念し、清方が鏡花の著書に描いた口絵のほか、鏡花文学に取材した名品を中心に紹介いたします。

作品目録WORKS INFORMATION

作品名 制作年
水藝 昭和6年(1931)
個人蔵
遊女 大正7年(1918)
横浜美術館蔵
紅梅屋敷『苦樂』表紙絵原画 昭和24年(1949)
個人蔵
日本橋『苦樂』挿絵原画(挿絵5) 昭和25年(1950)
個人蔵
深沙大王 明治37年(1904)
当館蔵
泉鏡花・著『三枚續』木版口絵 明治35年(1902)
当館蔵

約50点