展覧会

特別展

秋冬の情趣、清方のことば

会 期
2021年10月23日(土)~11月28日(日)
※新型コロナウィルスの感染拡大状況により変更になる可能性があります。
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開館時間
午前9時00分~午後5時00分 (最終入館は午後4時30分まで)
換気清掃時間:13:00~13:30(一時閉館するため、ご入館いただけません)
※団体でのご来館を希望される場合は、事前にご連絡ください。
休 館 日
毎週月曜日、11月9日(火)
観 覧 料
一般 300円、小・中学生 150円
関連事業
◆美術講演会(要ご予約)
特別展「秋冬の情趣、清方のことば」をよりお楽しみにいただくため、美術講演会を開催します。
日時:11月9日(火)13:30~15:00 
「鏑木清方《築地明石町》をめぐるあれこれ」
講師:鶴見香織氏(東京国立近代美術館 主任研究員)

 古くから「もののあはれ」の美意識に代表されるように、自然に触れることでしみじみとわき起こる繊細な感性が日本の芸術を育んできました。美術においては季節への細やかな感覚が、様々な絵画や工芸品に表現されてきました。
 鏑木清方もまた、季節が織りなす自然の美に感興をそそられ、それを創作の原動力としました。そして秋から冬へと移りゆく風情を好んで作品に表したほか、虫の音や雪景色など、その季節特有の美を随筆や詩句でも讃えています。
 本特別展では《明治は遠し 巷の吹雪》や《草秋帖》など、秋冬の情趣に対する清方の細やかな感性が感じられる作品を中心に、清方が紡いだ詩句も初公開資料を交えて紹介します。

作品目録WORKS INFORMATION

作品名 制作年
明治は遠し 巷の吹雪 昭和28年(1953)  個人蔵
水仙 昭和15(1940)年頃 個人蔵
春夜 昭和11(1936)年頃 個人蔵
梅か香 昭和29年(1954)頃 個人蔵
浅春 昭和30年(1955)頃 個人蔵
紅葉の画 昭和33年(1958) 個人蔵
草秋帖 昭和8年(1933) 個人蔵
桜もみぢ 昭和7年(1932) 当館蔵

71点