展覧会

企画展

企画展「早春の風情 ~清方のことばとともに~」                           

会 期
2024年1月13日(土)~2024年2月27日(火)
開館時間
午前9時00分~午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
※団体でのご来館を希望される場合は、事前にご連絡ください。
休 館 日
毎週月曜日(2月12日(月・振)は開館)、2月13日(火)
観 覧 料
一般 300円、小・中学生 150円、鎌倉市民(市内に住所を有する方)、鎌倉に通学する小学生~大学生 無料
      
関連事業
◆展示解説
 学芸員による展示解説を行います。
 日時:1月13日(土) ・1月27日(土)
    2月10日(土)・2月24日(土)
    13:30 ~
 

◆日本画鑑賞初心者向け展示解説
 日時:2月12日(月・祝)
    2月23日(金・祝)
    13:30 ~
 

◆鏑木清方と山口蓬春
 吉田五十八建築にみる日本画家の画室
 建築家・吉田五十八(1894-1974)が設
 計した清方と蓬春の記念美術館が連携
 企画を開催します。
 詳しくは当館ホームページにてご確認く
 ださい。
 期間:令和6年1月4日(木)
      ~2月27日(火)
     
◆鎌倉文化ゾーン 小町通り・八幡宮エリアミュージアムめぐりスタンプラリー
 鎌倉・雪ノ下と扇ガ谷地区に点在する
 文化施設を巡ってミュージアムグッズを
 ゲット!
 台紙は各館や鎌倉駅観光案内所にありま
 す。景品はなくなり次第終了
 期間:令和6年3月31日(日)まで

 四季折々の情趣を作品に描いた鏑木清方は、一月から二月にかけての寒さが厳しい頃にも、早咲きの菜の花や紫陽花の小さな芽などに春の兆しを見つけ、その趣を楽しみました。
 明治から昭和にかけ急速に近代化が進み、人々の暮らしや町並みは大きく変わりました。清方は、時代とともに失われつつある季節の風物や風景を、絵筆だけでなく随筆でもかき残しました。清方にとり文章をつづることは、もう一つの大切な表現手段でした。
 本企画展では、春の訪れを告げる早春の風情を描いた作品を、名文家としても知られる清方のことばとともにご紹介します。

作品目録WORKS INFORMATION

作品名 制作年
《早春》
大正7年(1918)
当館蔵
《暗香》『婦人画報』口絵
明治42年(1909)頃
当館蔵
《春の立場茶屋 》(金沢春景)
大正末(ca.1920-1926)
当館蔵
《僧房春蘭》(牡丹の寺)
昭和4年(1929)
当館蔵
《瑞香》(百花百姿)『新小説』石版口絵
明治40年(1907)
当館蔵
《道成寺》
昭和9年(1934)
当館蔵
《笠の曲》(娘道成寺)
大正11年(1922年)当館蔵

約50点