展覧会

企画展

企画展 大佛次郎没後50年 季節の彩り―清方が描いた美人挿絵―

会 期
前期
2023年7月1日(土)~2023年8月6日(日)
後期
2023年8月10日(木)~2023年9月10日(日)
開館時間
午前9時00分~午後5時00分 (最終入館は午後4時30分まで)
※団体でのご来館を希望される場合は、事前にご連絡ください。
休 館 日
毎週月曜日、7/17(月・祝)は開館、7/18(火)
観 覧 料
一般 300円、小・中学生 無料、鎌倉に通学する小学生~大学生 無料
      
関連事業
◆展示解説
 学芸員による展示解説を行います。
 日時:7月8日(土) ・7月22日(土)
    8月12日(土)・8月26日(土) 
    9月 9日(土)
    13:30~

◆夏休み親子鑑賞
 会期中、小・中学生と同伴者は観覧料無料!

◆着物で楽しむ美術館
 着物・浴衣でご来館の方は50円割引
   
◆もっと知りたい!日本画家・鏑木清方と作家・大佛次郎
 鎌倉に住み、雑誌『苦楽』で仕事をともにした鏑木清方と大佛次郎。ふたつの記念館が連携企画を開催します。詳細はこちらをご覧ください。
日時:7月1日(土)~10月18日(水)
   
◆日本画ワークショップ (予約制)
 日本画材を使って、絵を描こう!初心者
 の方でもお楽しみいただけるワークショ
 ップです。
 期間:令和5年7月16日(日)⓵ 13:00~
 14:30 ⓶ 15:00~16:30

◆親子で美術館に行ってみよう (予約制)
 4歳から小学3年生までのお子様と保護者
 の方でご参加いただけるワークショップです。
 日時:7月26日(水) 9:30~11:30

◆夏休み子ども参加プログラム (予約制)
 (日本画)7月27日(木)、28日(金)
 (石版画)8月 3日(木)、 4日(金)
  9:30~11:30

 戦後、清方が鎌倉に移り住んでから最初にとりかかった仕事のひとつに雑誌『苦楽』の表紙絵の制作があります。
『苦楽』は同じく鎌倉に住んでいた文学者・大佛次郎(おさらぎじろう)(1897-1973)が創刊・主宰した文芸雑誌で、「社会人の文学の洗練と円熟」を旨として豪華な執筆陣や画家を迎え、昭和21年に創刊されました。

大佛から強い要望をうけた清方は、その熱意に応えて創刊号から表紙絵を担当し、昭和24年8月号まで四季折々の風俗に取材した美人画を描きました。その上、雑誌の呼び物であった「名作絵物語」へも作品を提供していました。亡くなるまで『苦楽』を手元に置いていた清方、彼にとり『苦楽』での仕事はやりがいのあるものでした。

 本展覧会では、雑誌『苦楽』と表紙絵の下絵を中心に、季節の風情豊かな作品や口絵を展示し,清方と大佛次郎の関わりを紹介します。

作品目録WORKS INFORMATION

作品名 制作年
宇治の螢『苦楽』第3巻第6号 表紙 昭和23年(1948)当館蔵
宇治の螢『苦楽』第3巻第6号 表紙絵(下絵) 昭和23年(1948)当館蔵
《夏すかた 》 明治44年頃(1911)当館蔵 ※前期のみ展示
《清流 》 昭和4年(1929)当館蔵 ※後期のみ展示
《夏の思い出》(部分) 明治44年~大正元年(1911-1912)当館蔵 ※会期中、展示替えがあります。
盆提灯(清方畫譜の七)『講談雑誌』口絵 大正5年(1916)当館蔵

約50点