展覧会

特別展

清方生誕145年記念 東の美人画家、鏑木清方 ~上村松園とともに ~

会 期
2023年5月20日(土)~6月25日(日)
開館時間
午前9時00分~午後5時00分 (最終入館は午後4時30分まで)
※20名以上の団体でのご来館を希望される場合は、事前にご連絡ください。
休 館 日
毎週月曜日、6月13日(火)
観 覧 料
一般 450円、小・中学生 220円
関連事業
◆展示解説
 学芸員による展示解説を行います。
 日時:毎週土曜日 13:30~
(6/10はスペシャル展示解説)

◆清方生誕145年記念 絵はがきプレゼント
 会期中、毎日先着20名様に絵ハガキをプレゼント!

◆着物で楽しむ美術館
 着物・浴衣でご来館の方は50円割引

今年生誕145年を迎える鏑木清方は、明治から昭和にかけておよそ70年にわたり、東京画壇を 代表する日本画家の一人として活躍しました。若い頃は、挿絵の仕事で人物表現の腕を磨きながら、明治という新時代に即した日本画を模索します。そして、浮世絵の研究を重ね、自然と人物が調和する表現を追求し、大正4年に《霽れゆく村雨》で文部省美術展覧会の最高賞を受賞するまでになりました。それからも理想の女性美を追い求め、粋で艶のある優美な女性像を生涯描きつづけました。昨年、没後50年を記念し清方の大回顧展が開催され、《築地明石町》(昭和2年)を含む三幅の重要文化財への指定が発表されるなど、改めて清方の美人画が注目されています。
本特別展では、《露の干ぬ間》(大正5年)など、江戸情緒豊かな作品を中心に、「東の清方、西の松園」と並び称された京都画壇の上村松園の作品も交えて、魅力あふれる近代美人画の世界を紹介します。

作品目録WORKS INFORMATION

作品名 制作年
《露の干ぬ間》 鏑木清方 大正5年(1916)
名都美術館蔵
    
《藝奴之図》  上村松園 大正初期 
名都美術館蔵
  
《白雨》    鏑木清方 昭和8年(1933)
名都美術館蔵
 
《わか葉》   上村松園 昭和15年(1940)
名都美術館蔵
 
《洋燈》    鏑木清方 昭和22年(1947)
名都美術館蔵
 

約50点