展覧会

特別展

特別展 清方×文学 ―紅葉への憧憬、鏡花との友情―

会 期
2023年9月14日(木)~10月18日(水)
開館時間
午前9時00分~午後5時00分 (最終入館は午後4時30分まで)
※20名以上の団体でのご来館を希望される場合は、事前にご連絡ください。
休 館 日
毎週月曜日[9月18日、10月9日(月・祝は開館)]、10月10日(火)
観 覧 料
一般 450円、小・中学生 220円
関連事業
◆展示解説
 学芸員による展示解説を行います。
 日時:毎週土曜日 13:30~

◆日本画ワークショップ (予約制)
 日本画材を使って、絵を描こう!初心者
 の方でもお楽しみいただけるワークショ
 ップです。
 期間:令和5年9月24日(日)
 ⓵ 13:00~14:30 ⓶ 15:00~16:30

◆日本画製作実演
 現代に活躍する日本画家による制作実演
 です。
 日時:10月14日(土)、15日(日) 
 13:30~15:30

 清方芸術の魅力の一つに、文学作品をもとに情緒豊かに描かれた物語絵があります。
 清方は挿絵画家として歩み始めた頃に、尾崎紅葉とその高弟・泉鏡花に出会います。人気と実力を兼ね備えた彼らの小説に絵を描くことにより、清方の知名度も高まっていきました。さらに、尾崎紅葉らにより結成され、明治20~30年代の文壇で主流をしめた硯友社の同人たちの小説へも数々の口絵や挿絵を寄せました。若きこの頃に培った文学的教養は、清方の創作活動の礎となり、晩年まで文学に取材した作品を多く生みました。
 泉鏡花生誕150年、尾崎紅葉没後120年にあたる今年の特別展では、清方と硯友社などの文学者との関わりについて、日本画や挿絵をはじめ、交流を示す多彩な資料を交えて紹介します。

作品目録WORKS INFORMATION

作品名 制作年
≪晩涼≫ 大正9年(1920)
東京国立近代美術館蔵
    
≪一葉女史の墓≫ 明治35年(1902)
当館蔵
 
≪金色夜叉の絵看板≫ 明治36年(1903)
当館蔵
  
≪金色夜叉≫(挿絵1,2,4)「名作絵物語」『苦楽』挿絵原画 昭和22年(1947)
東京国立近代美術館蔵
 
≪日本橋≫(挿絵3,5,7)「名作絵物語」『苦楽』挿絵原画 昭和22年(1947)
東京国立近代美術館蔵
 

約50点