展覧会

企画展

企画展「《朝夕安居》大解剖! ~清方えがく、夏の暮らし~」

会 期
2025年7月5日(土)~8月24日(日)
開館時間
午前9時00分~午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
※団体でのご来館を希望される場合は、事前にご連絡ください。
休 館 日
毎週月曜日(7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館、7月22日(火)、8月12日(火)
       
観 覧 料
一般 300円、小・中学生 無料、鎌倉市民(市内に住所を有する方)、鎌倉に通学する小学生~大学生 無料
会期中、小・中学生と同伴者は観覧無料

 

関連事業
◆展示解説
 学芸員による展示解説を行います。
 日時:7月12日(土)・7月26日(土)
    8月9日(土)、8月23日(土)
    13:30 ~ 
 中学生向け ;7月27日(土)11:00~
 対話型鑑賞 ;8月 2日(土)13:30~
 

◆親子で美術館に行ってみよう!
 【要ご予約】
 4歳から小学3年生までのお子様と保護者
 の方でご参加いただけるワークショップ
 です。
 日時:7月30日(水)
    9:30 ~11:30
 

◆春休み親子鑑賞
 小・中学生と同伴者は観覧無料
 日時:7月5日(土) ~8月24日(日)
 

◆夏休み子ども参加プログラム
 【要ご予約】
 《日本画》 7月29日(火)、31日(水)
 《石本画》 8月6日(水)、7日(木)
 
 

 

 《朝夕安居》は、鏑木清方が戦後に手がけた名作のひとつです。明治20年代の東京・築地付近から八丁堀界隈までの情景を、朝、昼、夕の三つの場面に分けて描いています。
芸人が住む長屋の賑やかな朝、風鈴売りが百日紅の木陰で休む昼、町内の共同の涼み台で憩う夕、四メートルに及ぶ画巻には、市井の人々の穏やかな暮らしが細やかに表されています。
清方は、明治のはじめに東京に生まれ、幼少期を下町で過ごしました。画家となってからも東京に暮らし、疎開を経て戦後、68歳で鎌倉に移り住んでからは「専ら市民の風懐に遊ぶ」と称して、心赴くままに制作しました。そんな清方が「心のふるさと」と語り、もっとも心惹かれた題材が明治の東京の情景でした。
本展覧会では、《朝夕安居》に描かれた街並みや風俗を詳しく紹介し、清方の記憶に宿る明治の東京をひも解き、ご紹介します。

作品目録WORKS INFORMATION

作品名 制作年
《朝夕安居》(朝) 昭和23年(1948)
当館蔵
《朝夕安居》(夕) 昭和23年(1948)
当館蔵
 海水浴『少女会』口絵 明治39年 (1906)
当館蔵 
 星多き夜『婦人世界』口絵 明治45年(1912)
当館蔵
 空虚『新小説』口絵 明治43年 (1910)
当館蔵 

約50点