絵絹(えぎぬ)は、日本画の素材として紙と同様古くから用いられてきました。その感触は紙とは異なり、筆を運ぶ時に感じる滑らかさも違います。絵絹を用いて本格的に描くには、木枠に貼って下絵を写し着色しますが、今回は色紙に貼り込まれた素材を使います。
鉛筆で下描きを行い、描いたものに角顔彩で色を塗って、絹の素材を楽しみます。紙とは違った素材で、自分の絵を表現してみませんか。
身の回りにあるもの、花、静物、動物や、物語の場面など、事前に描くものを自由に選び、絹の貼られた色紙に描きながら日本画の基礎を体験します。
当日は、まず清方作品を鑑賞し、その優れた筆や色使いを味わい、まねて日本画の美的感覚を楽しみましょう。5/17~23に、参加者の作品を鎌倉駅地下道ギャラリーに展示する予定です。
- 日 時
- 2022年3月26日(土)・27日(日)のうち希望する1日
各日 午前 9:30~11:30
- 会 場
- 鎌倉市鏑木清方記念美術館
〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
- 講 師
- 当美術館学芸員、及び客員研究員、市民サポートスタッフ等
- 対 象
- 小・中学生、高校生(ワークショップでの説明は小・中学生が対象です)
- 料 金
- 参加者1名様につき1,300円。材料は、美術館で用意いたします。
- 定 員
- 12名(各回6名様 )
- 申込み・問合せ
- 2022年3月1日(火)午前9:00からお電話と当館窓口にて受付。(予約制・先着順)
【電話】鏑木清方記念美術館 0467-23-6405
- 詳 細
- 以下のチラシ(PDF)をダウンロードしてご利用ください。(絵絹に日本画材で描いてみよう!)
描きたい花、静物等の下描きや写真などを当日にご持参ください。