「美術館で子どもが騒いだら大変!」「まだ小さいから鑑賞は無理かな」と思っていらっしゃる方々、この機会にお子様と一緒に美術館へいらしてみませんか?
今回の親子参加ワークショップでは、まず、美術館での鑑賞マナーを学びます。そして展示室で作品を鑑賞した後、お子様は日本画の画材・角顔彩を用いて「夏」をテーマに絵を豆うちわに描きます。
ご参加前に、「夏」をいっぱいイメージしてから何を描くか決めてください。あらかじめ下描きした紙をお持ちになるか、描きたいものの写真や掲載された本やチラシなどをご持参ください。
清方作品の独特な筆や色使いを味わい、日本画の美的感覚を楽しみましょう。
うちわは日本で古くから使われている、夏の代表的な風物です。日本画家・鏑木清方は、作品の中でうちわを持つ女性を涼やかにあらわしたほか、うちわのデザインも手がけています。
日本画材を使って、あなただけのうちわを作ってみませんか?
当日は、植物などのモチーフをご用意しておりますが、お好みの描きたいものの写真やスケッチなどをご持参ください。また、日本画材はすべて当館でご用意しております。
古くから日本の絵画では箔(金属を薄く叩きのばして紙のような形にしたもの)が使われてきました。砂子は箔を細かい粉のようにして絵にくっつける日本画の伝統的な技法です。
このプログラムでは小色紙に顔彩を用いて絵を描き、仕上げに3色(金・青・赤)の箔を使います。事前に、描きたいものを自由に考え、当日はそのスケッチや写真、下描きをご持参ください。
9月7日(火)~13日(月)まで、参加した皆さんの作品を鎌倉駅の地下道ギャラリーに展示します。
日本画家・鏑木清方が描いた日本画を体験してみませんか?「絵が苦手!」「初めてだけど大丈夫?」という方も日本画の初心者向けの画材で描くのでお気軽にご参加ください!
今回は小色紙(21×18cm)に日本画材の角顔彩と岩絵具の緑青(ろくしょう)、方解末(ほうかいまつ)を使って描きます。
展示室で清方の筆遣いをじっくり鑑賞した後に、絵を描く楽しさを味わいましょう!
当日は、お好みの描きたいものの写真やスケッチなどをご持参ください。
特別展「随筆『こしかたの記』刊行60年記念 清方が愛した江戸、東京。人、暮らし。」をよりお楽しみいただくため、日本近代史を専門とし、2020年まで東京都江戸東京博物館で学芸員を務められた、田中裕二氏(静岡文化芸術大学 准教授)に、明治時代の市井の人々の暮らしを描いた鏑木清方の作品を当時の文化・風俗の側面から講演していただきます。
(Tel 0467-23-6405/Fax 0467-23-6407)
お正月、鎌倉市内に在住した日本画の巨匠、鏑木清方宅跡にある美術館で、日本画作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
日本画家・鏑木清方は新年を迎えると弟子たちと新年会を開き、書初めや福引きを楽しんだといいます。企画展「はなやぐ春、よろこぶ春 -明治・大正・昭和の正月-」では、清方が弟子たちとの新年会で描いた宝珠など、初春を寿ぐ作品を展示しています。これに関連し、ご来館の方全員にミュージアムグッズのお年玉を実施します!初詣の行き帰りの際に是非お立ち寄りください。
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
電話:0467-23-6405
交通案内:JR横須賀線・江ノ電「鎌倉駅」下車、小町通りを北に徒歩7分左折。
鎌倉と葉山の日本画の美術館をお得に巡ってみませんか?
鏑木清方と山口蓬春は、戦後にそれぞれ鎌倉と葉山で住まい、足繁く交流しました。また共通して近代数寄屋造建築で知られる建築家・吉田五十八(よしだいそや)が設計した画室に愛着を持っていました。当館と山口蓬春記念館では五十八設計の制作の場を偲ぶことのできる画室を公開しています。
期間中、本イベントチラシのご提示により入館料が割引になるほか、両館のスタンプを集めるとオリジナルグッズ(先着順)がもらえます。
【2館の移動時間】 約50分
鏑木清方記念美術館→(徒歩7分)→JR鎌倉駅→(JR横須賀線5分)→JR逗子駅→京浜急行バス3番乗場「海岸回り葉山行(逗12)」か「海岸回り葉山福祉文化会館行(逗11)」にて約18分→「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車→(徒歩2分)→山口蓬春記念館
毎月、第2・第4土曜日には、当館学芸員による展示解説を行っています。
鎌倉散策の合間に、美術館でゆったりと日本画鑑賞はいかがでしょうか。
展示解説の時間は20分程度です。どうぞお気軽にご参加ください。
毎月、第2・第4土曜日には、当館学芸員による展示解説を行っています。
鎌倉散策の合間に、美術館でゆったりと日本画鑑賞はいかがでしょうか。
展示解説の時間は20分程度です。どうぞお気軽にご参加ください。